今朝の読売新聞に『ママ社長、苦労は経営の糧』という記事が特集されていました。
(私もインタビューに答えているのですが)
意外と知られていな事実の問題提起がされていました。
それは、
女性経営者は、出産や育児に関する社会保証制度の多くが対象外だ。
社会保険労務士の井戸美枝子さんによると、
経営者は労働基準法に定められた産前産後休業や、育児介護休業法による育児休業が適用されない。
これらは使用者側ではなく労働者のための制度だからだ。
経営者は雇用保険や労災保険にも加入できず、育児を理由に休みをとっても、雇用保険からでる
育児休業給付金はもらえない。
「健康保険にはいっていれば出産手当金や出産育児一時金は受け取れるが、出産後の経済的なサポートは何もない」と井戸さん。
女性の活躍推進が叫ばれる中、「雇用保険の任意加入を認めるなど女性経営者が安心して出産、育児できるような仕組みづくりが必要だ」と話す。
===
というもの。
上記は記事の内容からそのまま一部、引用しました。
私は31歳、32歳、35歳と、3回妊娠出産を経験してきました。
26歳で起業したので、雇用保険にはそれ以降ずっとはいれないので、
会社を支えながら、自分の生活も子どもの生活も支えてきました。
その時の両立の困難さの経験が、組織づくりや、ままならない育児の経験が、社員に根気よく向き合うという必要性を感じさせてもらったり、さまざまに活かすことができましたし、
会社を組織化して上場を目指そうと思ったのも、子どもの病気と介護が一緒にやってきて、チームで会社を運営するスタイルではないと、個人の物理的な問題にぶちあたることが経営上のリスクと気づかされ、会社を進化させるキッカケになりました。
ただ、そのときの社会に対する問題意識が芽生えたのは事実です。
育児をしにくい日本のあり方を変えたいという気持ち、
全ての女性が安心して子どもを生み、育てられる社会になればいいなと強く願いました。
ですが、現在の日本は、働く女性の場合、保育園頼みだけの育児になざらるを得なく、
(しかも、なかなか入れない、待機児童問題は山積
さらには、入れたとしても病児保育問題が、発生。。。)
だからこそ、現在の取り組んでいる、オンラインで、即日予約手配も出来るベビーシッターサービス、
キッズライン https://kidsline.me/ をたち上げました。
誰しもが安全で安心して使いやすいベビーシッターサービス、
また、育児をみんなが参加する社会の実現のためのスタートでした。
私たちは、なかなか行政では進められない部分を、スピード感をもって、創意工夫しながら、すこしでも、一日でも早く、深刻な待機児童と病児保育問題を解決したいと思っています。
そのためにキッズラインの全国展開を目指して、クラウドファウンディングも始めました。
参加いただくと、同等に近い、キッズラインポイントを付与させていただきますので、
ご自身が利用されたいかたも、
お友達にプレゼントされたい方も、
社員に配りたい経営者のみなさんも、
是非、ご参加いただき、キッズラインの活動を、日本に使いやすいベビーシッターの文化を広めることにご協力いただければと思います。
もし、ご参加いただけなくても、深刻な待機児童問題の現状や、病児保育の問題を知っていただきたいので、ぜひ、以下ご一読いただき、よろしければ、ソーシャルでシェアいただければと思います。
続きは、
https://www.makuake.com/project/kidsline/
1日も早く、希望されるかたが子どもを生み育てやすい社会が実現できますよう、私たちも頑張ります。
子どもは未来の日本をつくる大切な存在。
育児の問題が社会全体で解決していこうという流れになるといいですね。
どうぞ、この活動が広まるように、応援いただけましたら嬉しいです。