先日、ある28歳の女性がこう言っていた、
「最後の就職氷河期だった私は、自立したかったし、稼ぎたかったし、女性管理職を目指してた。
でも、結婚予定の旦那様が、不規則勤務なので、考えがかわった。保育園は期待できないし、女性管理職は選ばないかも…」
(ちょっとニュアンス違ってたらごめんなさい)
え〜〜すごく勿体無い!
私はそう感じた。
自分のやりたいことは、マネージャより実現できるのがプレイヤーだ。チーム運営より、個人で追求したいことがあるとか、そういう理由で女性管理職になりたくないというのはわかる。
でも、育児支援が期待できないから、女性管理職を諦める。という、発想はもったいなすぎる。
そう私が思う理由は2つある。
一つは、育児支援は年々進化していると思うからだ。
私は小さいころ、鍵っ子や保育園は少数派だった。紙おむつだって、便利な育児グッズだって堂々と利用するのをはばかられる時代があったという。
でも、いまや保育園は当然になって来たし、男性の協力だって、会社の支援だって、期待できるようになって来た。
もちろん、いまのワーママは大変かもしれないけど、少なくともこの5年10年でみれば劇的な進化だと思う。
そして、この先の改善はほぼほぼ期待できるトレンドだ。
少子化対策、女性活躍は、多くの人が賛同し、ポジティブな活動が増加中だから。個人個人の育児ニーズに合わせた育児手段として、ベビーシッターだって、広まっていくだろう。
二つ目は、これからますます人生で大事なのは「自分のやりたいことに挑戦する」時代、いや、さらには、挑戦しやすい時代になると思うからだ。
やった後悔より、やらなかった後悔の方が大きいと以前のBOSSが言っていたが、まさにその通りだと思う。
そればかりでなく、どんどん社会整備や環境が整ってきて、機械化やAIが進化すれば、画一的な労働が減り、一人一人がやりたいことが追求しやすく、そういう意味では、本質的に一人一人が輝く時代に向かって流れ始めていると推測される。
だからこそ、やりたいことはやった方がいいし、さらに言うなれば、やりたいことは早く着手したほうがいいのだ。
確かに、自分のやりたいことが少数派のとき、挑戦するのは周囲が厄介だ。でも、少数派のうちにスタートするからこそ、自分のイメージしやすいものが作れるし、はたからみたら成功しやすいのだ。
みんなが始めてからでは遅い、みんながくればパターン化されてしまうので自由に作り上げることもしにくくなる。
女性管理職を目指すなら、まさに今がチャンスなのだ。
まだまだ少数だし、国も会社も増やそうとしているという後押しだってある。まだ決まったパターンがない、自分が好きなように作り上げることだってできるのだ。
いまから約18年前、私は26歳で起業した。経験もないのに、女性で起業してもうまくいかないよと言われたけど、起業してみたら、逆に、少数派という理由で「女性起業家」としてたくさん取り上ていただき、そのあとの仕事はすごくやりやすかった。
今のキッズラインも起業する前は「ベビーシッターは日本では広まらないでしょ」と散々言われたが、実際にやってみれば、困っている人、必要としている人はたくさんいたのだ。
頭で考えるより、人生は、やってみないとわからないことだらけだ。
時代は変わる。流れは変わる。そして、環境はいくらでも自分の工夫と意思で変えられる。
だから、やりたいことを大事にしよう。
そして、やりたいことはできるだけ早く着手しよう。
それが、自分らしい人生を送るための近道だと思う。
経沢香保子@1h1000円〜キッズライン@KahokoTsunezawa私の運営するラジオ番組は私のトークだけではなく対談コーナーも人気です。現在はSOWROOM前田さん、過去には、LINEの田端さんや、カリスマ編集者の箕輪さん、投資家の川田さんなど、人気の方がここだけの話を繰り広げています。
2018/02/11 08:41:42
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経沢香保子@1h1000円〜キッズライン@KahokoTsunezawa起業するとき、どんな事業から着手するかは、社会の未来を想像し、逆算することが重要。なので、未来のイメージを正確にするために情報収集が重要。その意味で『日本再復興戦略』は素敵な本だなと思い、女性起業家サロンでシェア。私が感じた3つの… https://t.co/PDufE0hkz2
2018/02/10 21:15:36
箕輪2.0@minowanowa保育園落ちた方、必見。
2018/02/07 07:34:01
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